「スタジオ」は、作品・原稿(記事)と、用語・キャラクター・世界観・アーティファクトなどの設定をキャンバスに「シーンボックス」として並べ、矢印でつないで構成を組み立てる機能です。並べた構成をもとに、AIへの相談、講評・比較、カットの抜き出しと動画づくり、STORYAIへの分析依頼まで進められます。
この記事では、スタジオの作り方と基本操作をまとめます。個々の機能の手順は、各節からリンクしている記事をご覧ください。
表示モード(クリエイター表示/ビジネス表示)によって、画面上の呼び名が変わります。この記事ではクリエイター表示の呼び名で書いています。
| クリエイター表示 | ビジネス表示 |
|---|---|
| 作品 | 分析 |
| 原稿 | コンテンツ |
| キャラクター | ペルソナ |
| 世界観 | 事業環境 |
| アーティファクト | プロダクト |
原稿は、作成した本人しか内容を見られません。ほかのメンバーとスタジオを使う場合、相手が置いた原稿のシーンボックスは、あなたが実行するAI機能(講評・分析依頼・カット抜き出しなど)や書き出しでは本文が読まれません。
表示モードの切り替えはビジネス表示とクリエイター表示をご覧ください。作品・原稿・コンセプト・スタジオの使い分けはWork・Article・Concept・Studioの使い分けにまとめています。
スタジオを作成して開く
① 左側のメニューから「スタジオ」を開きます。 ② 「スタジオ一覧」右上の「新規作成」をクリックします。 ③ 「スタジオ作成」ダイアログで「タイトル」(必須)を入力し、必要なら「サムネイル」を設定して「作成」をクリックします。 ④ 作成が終わると、そのスタジオの編集画面が開きます。
一覧では「スタジオを検索」と作成日の範囲で絞り込めます。各行には、シーンボックスと矢印の件数が表示されます。行をクリックすると編集画面が開きます。
初回ツアー
スタジオを初めて開くと、画面の主な場所(キャンバス → 追加 → AI → 相談 → パターン → 書き出す → ヘルプ)を順に案内するツアーが始まります。最後のステップで「完了」を押すと、その端末では次から表示されません。途中で閉じた場合は、次に開いたときにもう一度表示されます。
ツアーは、ツールバーの「ヘルプ」→「ツアーを見る」からいつでも見直せます。ツアーを見た記録は端末(ブラウザ)ごとに保存されるため、別の端末では改めて表示されます。
編集画面の見かた
- ヘッダー: スタジオ名と、「編集」(キャンバス)と「詳細」(スタジオ詳細ページ)の切り替えがあります。右上の「⋮」から「保存」(すぐに保存)と「削除」(スタジオ自体の削除)を選べます。
- ツールバー(キャンバス左上):
- 「追加」: 「素材から追加(作品・原稿・設定)」と「シーン(自由記述)」を選びます。
- 「AI」: 講評・比較・シーン構成案・営業ワークフロー分析・会議の炎上予兆を比較・カットを抜き出す・動画を作る・STORYAI に分析を依頼・実行履歴を開きます。表示モードによって並び順が変わります(クリエイター表示はカット・動画が先、ビジネス表示は会議・営業ワークフロー・分析依頼が先)。
- 「相談」: AIと対話する「相談」パネルを開閉します。
- 「消しゴム」: クリックしたシーンボックス・矢印を削除するモードです。
- 「拡大」「縮小」「画面を合わせる」: 表示を調整します。
- 「整列」: シーンボックスを左から右の流れに並べ直します(後述)。
- 「書き出す」: 「画像を保存」と、ファイルのダウンロード(Markdown・Word・PowerPoint・PDF)を選べます。
- 「ヘルプ」: 「ツアーを見る」「使い方」「シーンボックスとは?」を開きます。
- パターンタブ: 「全体」または作成したパターンを切り替えます。
- 保存状態: 「保存済み」「保存中……」「未保存の変更があります」「保存に失敗しました」のいずれかが表示されます。
画面幅が狭いときや「相談」パネルを開いているときは、ツールバーが文字なしのアイコン表示になります。スマートフォンなど狭い画面では、「相談」パネルは画面全体に重ねて表示されます。
シーンボックスを追加する
素材から追加する
① ツールバーの「追加」→「素材から追加(作品・原稿・設定)」をクリックします。 ② 上部のタブで種類を選びます。「原稿」「作品」「用語」「キャラクター」「世界観」「アーティファクト」があります。 ③ 追加したい項目をクリックして選びます。タブやページをまたいで複数選べます。 ④ 「N件を追加」をクリックすると、キャンバスに配置されます。
- 原稿・用語・キャラクター・世界観・アーティファクトのタブには、その場で新しく作るボタン(「原稿を書く」「用語作成」など)があります。
- キャンバス上でシーンボックスを1つ選んだ状態で追加すると、そのシーンボックスの周りに並べて矢印でつなぎます。作品・原稿は右側へ順につなぎ、設定(用語・キャラクター・世界観・アーティファクト)は上側に並べてつなぎます。何も選んでいないときは、画面の中央付近に重ならないように並べるだけで、矢印はつなぎません。
- 分析が終わっていない作品には「分析が完了していないため、AI機能ではまだ使えません」と表示されます。作品のシーンボックスには「下書き」「分析中」「分析完了」「分析失敗」の状態が表示されます。
自由記述のシーンを追加する
ツールバーの「追加」→「シーン(自由記述)」で、キャンバス上で直接書くシーンを追加できます。見出し(必須、100文字以内)と本文(2000文字以内)をシーンボックスの上で編集します。作品や原稿として登録するほどではない場面・工程のメモに向いています。
シーンは講評・比較・シーン構成案・営業ワークフロー分析・STORYAIへの分析依頼の対象になります。カットの抜き出しや動画生成の対象にはなりません。
作品に関連する設定を取り込む
作品のシーンボックス右上の「⋮」→「関連する設定を取り込む」で、その作品に紐づくキャラクター・世界観・アーティファクト・用語をまとめて追加できます。すでにキャンバスにある設定は重ねて追加しません。
シーンボックスの操作
- ドラッグで移動できます。
- 「⋮」→「詳細」で、元の作品・原稿・設定のページを新しいタブで開きます。
- 「⋮」→「削除」でキャンバスから外します。元の作品・原稿・設定は削除されません。
矢印でつなぐ
① シーンボックスの縁にある点(ハンドル)を、つなぎたい別のシーンボックスの点までドラッグします。 ② ドラッグを始めた側から、離した側へ向かう矢印ができます。 ③ 矢印中央のラベルをクリックすると「コメントを追加」でメモを付けられます。
矢印の向き(前→次)は、AI分析やカットの順序として使われます。矢印が一周して循環していると実行できないため、時間や工程の流れに沿って一方向でつないでください。設定(用語・キャラクター・世界観・アーティファクト)への矢印は順序には使われず、つないだシーンボックスの付加情報になります。詳しくはパターンを保存し、実行順序を設定するをご覧ください。
整列する
ツールバーの「整列」で、シーンボックスを左から右の流れに並べ直せます。起点のシーンボックスは動かさず、矢印でつながった後続を右へ順に並べ、つながった設定を上側にまとめます。作品・原稿・カット・シーンのいずれかを1つだけ選んでいるときは、その流れだけが対象です。どこにもつながっていないシーンボックスは動きません。動かせるものが無い場合は「動かせるシーンボックスがありません」と表示されます。
「相談」パネルでAIに「整列して」「〇〇の右へ動かして」と頼むこともできます(Studioの対話パネルで構成を相談・変更する)。
削除する
次のいずれかで、シーンボックスと矢印を削除できます。どの方法でも確認ダイアログが表示され、元に戻せません。
- シーンボックスや矢印を選んで Delete キー(または Backspace)を押す
- ツールバーの「消しゴム」をオンにしてクリックする(画面上部に「消しゴムモード中: クリックしたシーンボックス・矢印を削除します」と表示されます。「終了」で解除)
- シーンボックスの「⋮」→「削除」
シーンボックスを削除すると、つながっていた矢印も一緒に削除されます。
保存のしくみ
キャンバスの変更は、操作が止まってから約2秒後に自動で保存されます。すぐに保存したいときは、ヘッダーの「⋮」→「保存」を使います。保存に失敗したときや、別のタブ・別のメンバーの更新と重なったときの対処は自動保存・保存失敗・競合に対処するをご覧ください。
AIでできること
| やりたいこと | 入口 | 記事 |
|---|---|---|
| AIと対話しながら構成を考える・直す | 「相談」 | Studioの対話パネルで構成を相談・変更する |
| 対象にするシーンボックスの組み合わせを作る | パターンタブ | パターンを保存し、実行順序を設定する |
| 構成を講評する・パターンを比べる | 「AI」→「講評」「比較」 | AIで構成を講評・比較する |
| 動画向けのカット割りの案を作る | 「AI」→「シーン構成案」 | シーン構成案を作る |
| ステップメールや営業シナリオを評価する | 「AI」→「営業ワークフロー分析」 | 営業ワークフローを分析する |
| 会議の変化を時系列で比べる | 「AI」→「会議の炎上予兆を比較」 | 会議炎上予兆分析 |
| 本文を場面ごとのカットに分ける | 「AI」→「カットを抜き出す」 | 本文からカットを抜き出して配置する |
| カットから動画を作る | 「AI」→「動画を作る」 | カットから動画を生成する |
| 構成を作品としてSTORYAIで分析する | 「AI」→「STORYAI に分析を依頼」 | Studioの構成をWorkとして分析する |
| 過去の結果を見直す | 「AI」→「実行履歴」 | AIの実行履歴と過去の結果を確認する |
AI機能は、生成AIの利用回数または作品分析の回数を使います。今月の残り回数は左側のメニューの「今月の利用上限」で確認できます。上限はプランによって異なるため、プラン情報画面でご確認ください。
書き出す
ツールバーの「書き出す」→「画像を保存」で、キャンバスを画像として保存できます。同じメニューから、構成を Markdown・Word・PowerPoint・PDF でダウンロードできます。カットがある場合は、抜き出し元ごとに絵コンテの形で出力されます。詳しくはConcept・Article・Studioを書き出すをご覧ください。
スタジオ詳細ページ
ヘッダーの「詳細」を開くと、スタジオ自体の情報を編集できます。
- 「関連する作品」: このスタジオに対応する作品を選びます。STORYAIへの分析依頼で作った作品は自動で追加されます。
- 「サムネイル」: 一覧に表示する画像を設定します。
- 「作品のタイトル」: スタジオ名を変更します。
- 「詳細説明」: 目的やメモを自由に書きます。
このページは自動保存されません。編集したら右上の「保存」をクリックしてください(画面幅が狭いときは「⋮」→「保存」)。「削除」でスタジオ自体を削除できます。スタジオを削除すると、キャンバス・パターン・実行履歴・相談の履歴も削除され、元に戻せません。
うまくいかないとき
- 矢印が作れない: シーンボックス本体ではなく、縁の点(ハンドル)の上で離してください。「拡大」すると操作しやすくなります。
- シーンボックスを見失った: ツールバーの「画面を合わせる」をクリックします。
- 「追加」「消しゴム」「整列」が押せない: 「相談」パネルでAIの提案を承認している間は、編集の操作が止まります。反映が終わるまでお待ちください。
- 作品がAI機能に使えない: 作品の分析が完了していません。作品の詳細画面で分析の状況を確認してください。
- 「保存に失敗しました」が消えない: 隣の「再試行」を押してください。詳しくは自動保存・保存失敗・競合に対処するをご覧ください。