原稿(ビジネス表示では「コンテンツ」)は、保存するたびに本文が「版」として記録されます。この記事では、保存した版を確かめ、過去の版と編集中の本文を比べたり、過去の版に戻したりする方法を説明します。
画面全体の構成は「制作画面(構成・原稿・相談の3ペイン)の使い方」をご覧ください。
版とは
保存するたびに、その時点の本文が「第N版」として積み重なります。上書きではないので、過去の本文はいつでも取り出せます。上部バーには保存済みの最新版の番号が表示されます。
版ができるのは次の操作です。
- 上部バーの保存ボタンで保存する
- 「分析」「再分析」を実行する(分析の直前に自動で保存されます)
- 「履歴」タブで「この版を復元」を実行する
- 作品詳細の「原稿として編集」で取り込む(第1版になります)
保存コメントを付ける
- デスクトップ:上部バーの「保存コメント(任意)」に入力してから保存ボタンを押します。
- スマートフォン:保存ボタンを押すと開く画面の「保存コメント」に入力します。
コメントは1,000文字までです。保存後は「履歴」タブのその版に表示されます。「分析前」「校閲を反映」など、後で見分けやすい短い言葉がおすすめです。
版の一覧を見る
右ペインの「履歴」タブを開くと、版が新しい順に並びます。スマートフォンでは画面下の「支援」から開きます。
各版には次の内容が表示されます。
- 「第N版」と、最新版に付く「現在の版」
- 版のでき方:「取り込み」(作品から取り込んだ版)、「校閲適用」(校閲の変更提案を適用して保存した版)、「第N版から復元」(復元でできた版)。通常の保存では何も付きません。
- 保存日時、保存した人、文字数
- 保存コメント(入力した場合)
「版がありません」と表示される場合は、まだ一度も保存していません。
過去の版と編集中の本文を比べる
- 一覧から版を押します。その版の本文が読み込まれ、「編集中の本文との差分(− この版 / + 編集中)」が表示されます。
- 差分は行ごとに表示されます。「−」の行はその版にあって編集中の本文にない行、「+」の行は編集中の本文で増えた行です。上に「+N行」「−N行」の件数が出ます。
- 変わっていない部分は「…… N行省略 ……」とまとめられ、変わった行の前後2行だけが表示されます。違いがなければ「差分はありません」と表示されます。
同じ版をもう一度押すと閉じます。比べる相手は常に「いま編集中の本文」で、保存していない編集も含みます。版どうしを直接比べる機能はありません。
過去の版に戻す(復元)
- 戻したい版を選び、差分の下の「この版を復元」を押します。
- 「第N版を復元しますか?」と確認が出ます。必要なら「保存コメント」を入力し、「この版を復元」を押します。
- 「第M版として復元しました」と表示され、編集中の本文がその版の内容に置き換わります。
復元の仕組みは次のとおりです。
- 元の版はそのまま残り、同じ本文を持つ新しい版が最新の番号で作られます。履歴が巻き戻ることはありません。
- 新しい版には「第N版から復元」と表示されます。
- 編集中の保存していない内容は消えます。残したい編集があれば、先に保存してから復元してください。
- 校閲の変更提案を適用して保存していない場合も、その内容は本文から消えます(提案は「適用済み」のままです)。
- 戻るのは本文だけです。保存済みの題名・カテゴリー・ジャンル・校閲・分析への指示は変わりません。
作品側の「版」との違い
原稿の版と、分析結果(作品詳細)の版は別のものです。画面ではどちらも「版」と呼びます。
- 原稿の版:原稿を保存するたびに増える本文の履歴です。「履歴」タブで見ます。
- 作品の版:「分析」「再分析」をするたびに作品側に増える分析結果です。作品詳細の「版の比較」で比べます。
分析したときの原稿の版が、作品の1つの版に対応します。保存しただけの版や復元した版は分析されません。復元した内容で分析したい場合は「再分析」を押してください(「原稿(Article)から分析にかける方法」)。分析結果どうしの比べ方は「他の版との比較方法を教えて下さい」をご覧ください。
うまくいかないとき
- 「版の取得に失敗しました」:一覧か本文の読み込みに失敗しました。通信状態を確かめ、ページを再読み込みしてください。
- 「復元に失敗しました」:同じ原稿を別の端末で同時に保存していると失敗することがあります。少し待ってもう一度「この版を復元」を押してください。
- 保存すると「保存失敗」になり、「他の端末で版が更新されました。「履歴」タブで最新版を確認してください。」と表示される:別の端末やタブで先に保存されています。「履歴」タブで最新の版を確かめ、必要な変更を反映してから保存し直してください。
- 「版の作成に失敗しました」:版が作れなかったため、題名などの構成要素も更新されていません。もう一度保存してください。
- 差分に画像の行が出る:本文中の画像は保存用の形式に変えて比べるため、画像を動かすと行の差分として表示されます。
- 古い原稿の第1版にコメントや保存した人が出ない:版の記録が始まる前に作った原稿は、はじめて保存したときに、それまでの本文が第1版として記録されます。この版にはコメントと保存した人が付きません。