原稿(ビジネス表示では「コンテンツ」)の本文をAIに校閲させ、誤字脱字や表記ゆれなどの変更提案を受け取る方法を説明します。受け取った提案を本文に反映する操作は「校閲の修正候補を適用・却下する」をご覧ください。
校閲でできること
AIが本文全体を読み、「原文 → 修正文」の形の変更提案と、文章全体への「総評」を返します。提案には次の観点が付きます。
- 誤字脱字
- 文法
- 表記ゆれ
- 冗長
- 読みやすさ
- 文体
- 論理
文章を丸ごと書き直す機能ではありません。原文の一部を置き換える候補を出す機能です。
前提
- 本文を保存していること。校閲は保存済みの最新版に対して行います。保存していない編集は含まれません。
- 本文の文字数が上限以内であること。超えると校閲できません。
- 今月の生成AIの利用回数が残っていること。
- 校閲の条件に使う「カテゴリー」「ジャンル」「校閲・分析への指示」は、保存済みの値が使われます。左の「原稿の構成要素」で変えたら、校閲の前に保存してください。
校閲を実行する
- 原稿の編集画面で、右ペインの「改善する」タブを開きます。スマートフォンでは画面下の「支援」から開きます。
- 「校閲を実行」の内容を確かめます。
- 「対象の版」:保存済みの最新版です。「保存済みの版がありません。先に保存してください」と出ているときは、一度保存してください。
- 「カテゴリー」「ジャンル」:左の「原稿の構成要素」の値です。未設定なら「未設定」と表示され、そのまま実行できます。
- 「校閲・分析への指示」:校閲のときにAIへ追加で渡す指示です(例:「敬体で統一する」「専門用語はそのまま残す」)。左の「原稿の構成要素」で設定します。
- 「校閲範囲」:「全文」です。
- 「使用するAIモデル」を選びます。
- 「校閲する」を押します。ボタンが「校閲中……」に変わり、終わるまで再実行やモデルの変更はできません。校閲中も本文の編集は続けられますが、校閲の対象は保存済みの版のままです。
- 終わると「校閲が完了しました(提案N件)」と表示され、下の「変更提案」に結果が並びます。
結果の見方
「変更提案」には次の内容が表示されます。
- 「総評」:文章全体へのAIのコメントです。
- 「位置を特定できず除外した提案: N件」:AIが返した候補のうち、原文が本文に見つからないなどの理由で除いた件数です。表示されなければ除外はありません。
- 「保留中N件」:まだ適用も却下もしていない提案の数と、まとめて処理するボタンです。
- 提案の一覧:本文の順に並びます。各提案に観点、「重要度: 高」「重要度: 中」「重要度: 低」、原文、修正文、理由が表示されます。
重要度の高い提案から確かめると効率的です。
過去の校閲を見る
校閲は実行するたびに記録され、原稿を開き直しても見られます。2回以上実行すると「変更提案」の横に「校閲の実行を選択」が表示され、過去の校閲に切り替えられます。
過去の校閲の保留中の提案も、いまの本文に適用できます。ただし本文を直した後は、原文が見つからず適用できないことがあります。
「改善する」タブの構造判定
「改善する」タブの下部には「構造判定(フレイタグ)」(ビジネス表示では「構造判定」)が表示されます。これは紐づく作品の分析結果に保存済みの判定を読み込んで表示するもので、校閲とは別の機能です。読み方は「改善提案をフレイタグ構造で読む」をご覧ください。
うまくいかないとき
- 「校閲する」が押せない:保存済みの版がない、AIモデルが選ばれていない、または校閲中です。
- 「校閲に失敗しました」と「本文が長すぎるため校閲できません」:文字数の上限を超えています。本文を分けて別の原稿にするか、不要な部分を削って保存し直してください。
- 「校閲に失敗しました」と「保存済みの版がありません」:保存してから実行してください。
- 「校閲に失敗しました」と「選択したモデルは利用できません」:別のモデルを選んでください。
- 「校閲に失敗しました」と「モデルから提案を取得できませんでした」:AIが結果を返しませんでした。時間をおくか、別のモデルで試してください。
- 「現在のプランでは指定モデルを利用できません」「利用可能なプランが必要です」:プランで使えるモデルを選んでください。
- 「生成AI機能の月間利用上限に達しました」「このモデルの月間利用上限に達しました」:今月の利用回数を使い切っています。
- ポリシーに抵触するため生成できない旨が表示される:本文に生成AIの規約に触れる内容が含まれています。該当箇所を見直して保存し、もう一度実行してください。
- 「校閲履歴の取得に失敗しました」:通信状態を確かめ、ページを再読み込みしてください。
- 「変更提案はありません」:AIが直す必要を見つけませんでした。モデルや「校閲・分析への指示」を変えると、別の提案が出ることがあります。