作品分析のグラフで、何が表示されているかと、その読み方を説明します。評価の数値(グラフ相関、うねりの大きさなど)の意味は「解析結果がわかりません。」をご覧ください。
グラフの場所
「作品一覧」(ビジネス表示では「分析一覧」)から作品を開き、「作品分析」(ビジネス表示では「分析」)の「分析結果」を表示します。総合評価の下にグラフがあります。
章(チャプター)が1つしかない作品や、単体分析の作品にはこのグラフはありません。代わりに「文章分析」でレーダーチャートを確認します。違いは「単体分析と時系列分析の結果の違い」をご覧ください。
軸の見方
- 縦軸は「感情の振れ幅」です。感情の強さを表す相対的な値で、単位はありません。値の大小を比べて読みます。
- 横軸は物語の進み方です。章ごとの作品では「チャプター数」、動画や音声では「時間」と表示されます。
グラフ右側の「+」「-」ボタンやマウスホイールで拡大・縮小でき、更新アイコンのボタンで元の表示に戻せます。
表示の切り替え
グラフ右上のボタンで表示を切り替えます。
| ボタン | 表示する内容 |
|---|---|
| 「一般」 | 作品全体の起伏をつかむためのグラフ |
| 「基本感情」 | 8つの基本感情それぞれの推移 |
| 「第一応用感情」「第二応用感情」「第三応用感情」 | 応用感情24種を8つずつに分けた推移 |
応用感情のボタンは、分析結果に応用感情のデータがある作品だけに表示されます。
登場人物のいる作品では、右上のメニューで「すべてのキャラクター」から特定の人物に絞り込めます。
「一般」のグラフ
次の線と帯が表示されます。
| 凡例 | 表示 | 意味 |
|---|---|---|
| 「感情値」 | 灰色の線 | 場面ごとに計算した感情の強さです。読者や視聴者の気持ちの高まりと落ち込みを表します |
| 「感情平均」 | 濃いピンクの太い線 | 感情値の移動平均です。一定区間の平均を少しずつずらして計算するため、細かい上下がならされ、全体の流れがつかみやすくなります |
| 「相関グラフ」 | 青の破線 | 作品の感情平均に最も近い典型的な感情の型を、作品の長さに合わせて描いたものです。型との差を目で確かめられます |
| 「感情幅」 | 薄いピンクの帯 | 各場面での感情の上限と下限の幅です |
典型的な感情の型(「穴に落ちた男」など6種類)は「グラフ相関の評価に用いる感情のアークについて」で説明しています。
グラフの下の「改善提案」で項目を選ぶと、該当する範囲がグラフ上で強調されます。
ビジネス系の作品では
企業向けコンテンツ、ブログ、ウェブサイト、広告・宣伝、会議、スライドなどビジネス系のカテゴリーの作品では、「相関グラフ」は表示されません。物語の型に当てはめて評価しないためです。ビジネス系かどうかは作品のカテゴリー・ジャンルで決まり、表示モード(ビジネス表示・クリエイター表示)では変わりません。
グラフの下の枠も、ビジネス系の作品では見出しが「構造(フレイタグ)」になり、型とのずれから作る改善提案の文は表示されません。区間ごとの本文と、フレイタグの段階の判定は使えます(「改善提案をフレイタグ構造で読む」)。
「基本感情」と応用感情のグラフ
感情ごとの推移を線で表示します。各線の色は、グラフ下の凡例で確認できます。
- 基本感情: 怒り、嫌悪、悲しみ、驚き、恐れ、信頼、喜び、期待
- 第一応用感情: 攻撃、楽観、愛情、服従、畏敬、不承認、後悔、軽蔑
- 第二応用感情: 罪悪感、好奇心、絶望、不信、嫉妬、皮肉、自尊心、希望
- 第三応用感情: 歓喜、感傷、羞恥心、憤慨、悲観、病的感情、支配欲、不安
個々の感情の上下を見ると、より細かい直しどころが見つかります。
- 喜び: 感動させたい場面で喜びが山になっているか、作品全体で喜びの配分に偏りがないかを確かめられます。
- 恐れ: サスペンスやホラーで、緊張を高めたい場面に恐れの山があるかを確かめられます。登場人物が恐れをどう乗り越えるかを追う手がかりにもなります。
表示の調整と保存
- 凡例の項目を押すと、その線の表示・非表示を切り替えられます。
- グラフ右側のダウンロードアイコンのボタンから「CSVをダウンロード」「PNGをダウンロード」「SVGをダウンロード」で保存できます。分析結果全体のデータは、上部メニューの「ダウンロード」から保存できます。