分析結果は、作品の章(チャプター)の数によって「時系列分析」と「単体分析」のどちらかで表示されます。この記事では、2つの違いと、それぞれの画面で確認できる内容を説明します。評価項目の意味は「解析結果がわかりません。」、グラフの線の読み方は「グラフの読み方を教えてください。」をご覧ください。
どちらになるか
分析の種類は、分析のときに版ごとに自動で決まります。分析後に切り替えることはできません。
| 表示 | 対象になる作品 | 見方 |
|---|---|---|
| 時系列分析 | 章が2つ以上ある作品 | 感情の起伏を物語の進行に沿って追い、総合点とランクで評価します |
| 単体分析 | 章が1つの作品(SNSの1投稿、キャッチコピー、短い記事、1枚の画像など) | 感情の8軸の形を、過去作品の中央値と比べます |
章の区切り方は分析形式やファイルの書き方で決まります。長い文章でも章の区切りがなければ単体分析になります。
時系列分析の画面
作品を開くと、上部のメニューに「作品分析」(ビジネス表示では「分析」)、「文章分析」(分析形式に応じて「動画分析」「画像分析」などの名前)、「追加自然言語分析」、「ダウンロード」、「分析レポート」が並び、「作品分析」が最初に開きます。
「作品分析」には次のタブがあります。
- 「分析結果」: 総合点とランク、最終評価、AIサマリ、感情のグラフ、改善提案、評価項目のカード
- 「年表」(小説以外の作品では「タイムライン」): 物語の出来事を時系列に並べた一覧。「「タイムライン」機能とは?」をご覧ください
- 「人物相関図」: 登場人物の関係図。「自動生成された人物相関図を確認・編集する」をご覧ください
「年表」(「タイムライン」)と「人物相関図」は、分析でそのデータが作られた場合だけ表示されます。
ビジネス系のカテゴリー・ジャンルの作品では、総合点とランクの代わりに「比較対象の中での位置」が表示され、物語の型との近さ(グラフ相関・相関グラフ)は表示されません。改善提案の枠は「構造(フレイタグ)」になり、型とのずれから作る提案の文は出ません。ビジネス系かどうかは作品のカテゴリー・ジャンルで決まり、表示モードでは変わりません。
単体分析の画面
作品を開くと「作品分析」はなく、「文章分析」(分析形式に応じた名前)が最初に開きます。
「文章分析」には次の内容が表示されます。
- レーダーチャート: 作品の8軸の値(「実測値」)と、過去作品の「中央値」を重ねて表示します。右上のボタンで「基本感情」「第一応用感情」「第二応用感情」「第三応用感情」を切り替えます
- 最終評価とAIサマリ: 総合点とランクは表示されず、文章で評価が示されます
- 中央値比較の指標: 選んでいる感情のグループについて、「類似度」「中央値からのずれ」「中央50%範囲内率」の3つのカードと解説が表示されます
基準のデータが足りない軸では「データ不足のため算出できません」、基準のデータがまだ整っていない場合は「基準データが未整備のため表示できません」と表示されます。
時系列分析の評価項目(グラフ相関、うねりの大きさなど)と総合点は、単体分析では表示されません。物語の進行に沿った起伏を前提にした指標だからです。
中央値は合格基準ではありません
画面にも表示されるとおり、「中央値は理想値・目標値・合格基準ではありません。過去作品の典型的な形への近さの参考情報です。」
- 中央値は、過去に分析された作品の8軸の値の中央値です。
- 「類似度」が高い、「中央値からのずれ」が小さい作品は、過去作品の典型的な形に近いことを表します。
- あえて感情を偏らせた作品(強い怒りを表現した投稿など)は、ずれが大きくても狙いどおりの場合があります。
- 中央値に近づけることを目標にせず、作品の意図と比べて「どの軸が典型から外れているか」を確かめる目的で使ってください。
比較するとき
「作品を比較」と「版の比較」では、同じ種類の分析どうしだけを比べられます。時系列分析の作品を起点にすると時系列分析の作品・版だけが、単体分析の作品を起点にすると単体分析の作品・版だけが候補に出ます。単体分析どうしの比較では、レーダーチャートが並び、中央値比較の指標も表示されます。操作は「他の作品との比較方法を教えて下さい」をご覧ください。
表示されないとき
- 最終評価やAIサマリが空、指標のカードが出ない: 分析が終わった直後は、反映に時間がかかることがあります。しばらくしてからページを再読み込みしてください。それでも出ない場合は「再解析機能のご紹介」を参考に、「再分析する」を実行してください。
- 時系列分析にしたいのに単体分析になった: 章の区切りが認識されていません。章を明示した原稿(「フラット解析フォーマット」などの形式)にして、「新しい版を追加」で分析し直してください。