作品分析に表示される総合評価と、各評価項目の意味を説明します。グラフの線の読み方は「グラフの読み方を教えてください。」をご覧ください。
評価が表示される場所
「作品一覧」(ビジネス表示では「分析一覧」)から作品を開き、「作品分析」(ビジネス表示では「分析」)を表示します。
- ページの上部に「最終評価」(総合点とランク)と「AIサマリ」が表示されます。
- グラフと「改善提案」の下に、評価項目ごとのカードが並びます。各カードには点数、値、講評が表示されます。
章が1つしかない作品や単体分析の作品では、総合点とランクは表示されません。過去作品の中央値と比べる別の指標が表示されます。「単体分析と時系列分析の結果の違い」をご覧ください。
企業向けコンテンツなどビジネス系の作品では、総合点とランクの代わりに「比較対象の中での位置」が表示されます(後述)。
総合点とランク
評価項目の点数を合計した100点満点の総合点と、ランクで評価します。
| 総合点 | ランク |
|---|---|
| 100 | SS |
| 91〜99 | S |
| 81〜90 | A+ |
| 71〜80 | A |
| 61〜70 | A- |
| 51〜60 | B+ |
| 41〜50 | B |
| 31〜40 | B- |
| 30以下 | C |
ランクの下には、点数の内訳に応じた講評が表示されます。
評価項目
| 項目 | 満点 | 見ているもの |
|---|---|---|
| 「グラフ相関」 | 50 | 感情の流れが、典型的な6つの感情の型のうち最も近いものにどれだけ似ているか |
| 「うねりの大きさ」 | 20 | 感情の起伏の大きさ |
| 「始まりと終わりの差」 | 15 | 冒頭と結末で、感情の傾向がどれだけ変わったか |
| 「切り替わりの頻度」 | 15 | 感情の上がり下がりが入れ替わる回数(100文あたり) |
| 「感情値平均」 | 参考 | 作品全体の感情の強さ(熱量)。総合点には含めません |
グラフ相関
作品の感情平均を、6つの典型的な感情の型(「穴に落ちた男」「シンデレラ」など)と比べ、最も近い型との相関を示します。値は1.0に近いほど型によく似ています。最も近い型を表示するため、負の値は表示されません。
型の説明は「グラフ相関の評価に用いる感情のアークについて」をご覧ください。
うねりの大きさ・始まりと終わりの差・切り替わりの頻度
この3項目は、1文ごとの感情の動きをもとに計算します。値の横に「比較対象の中で上位○%」のように、同じカテゴリー・ジャンルの作品と比べた位置が表示されます。比べた範囲はカードの下に注記されます。
- うねりの大きさ: 起伏が小さすぎると平坦な印象になり、大きすぎると振れすぎと判断されます。
- 始まりと終わりの差: 物語が冒頭から結末へどれだけ動いたかを表します。0に近いと、同じところに戻ってくる物語です。
- 切り替わりの頻度: 感情の上がり下がりが適度に入れ替わっているかを見ます。
比較対象の作品数が少ない場合は「参考値(サンプル○件)」または「参考値(文献値にもとづく基準)」と表示されます。
評価に使える文が20文に満たない作品では、この3項目は「判定なし(○文)」となり、各項目の満点の半分の点が付きます。
感情値平均
作品全体の感情値の平均です。作品が持つ熱量の目安として表示しますが、総合点には含めません。
以前に分析した作品の場合
分析方式の更新前に分析した作品では、次の項目が表示されることがあります(各10点満点)。
| 項目 | 見ているもの |
|---|---|
| 「感情平均幅」 | 感情平均の最大値と最小値の差 |
| 「感情変化率」 | 感情値の最大と最小の倍率。物語の変化の大きさ |
| 「感情平均終始差」 | 感情平均の最初と最後の差。0に近いと繰り返しの物語、離れるほど次へ展開する物語 |
| 「閾値チェック」 | 隣り合う場面の差が一定の範囲に収まっている割合 |
| 「感情値平均」 | 感情値の平均。作品の熱量 |
ビジネス系の作品の評価
企業向けコンテンツ、ブログ、ウェブサイト、メールマガジン、会議、スライド、広告・宣伝、パッケージ、マーケティング・PR、X、Instagram、TikTokなどビジネス系のカテゴリーの作品は、物語の型に当てはめずに評価します。ビジネス系かどうかは作品のカテゴリー・ジャンルで決まり、表示モード(ビジネス表示・クリエイター表示)では変わりません。同じ作品なら、誰が見ても同じ評価が表示されます。
- 総合点・ランクの代わりに「比較対象の中での位置」が表示されます。
- 「グラフ相関」は表示されません。
- 物語の型とのずれから作る「改善提案」の文も表示されません。
「比較対象の中での位置」では、次の3つの指標について、比較対象の中でどのあたりにあるかを示します。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 「動きの大きさ」 | 1文ごとの感情の動きの平均 |
| 「始まりと終わりの差」 | 冒頭と結びでの感情の傾向の違い |
| 「最も大きな変化」 | 1文で感情が最も大きく動いた量 |
- 「中央帯」は比較対象の真ん中50%です。「中央帯より低い」「中央帯」「中央帯より高い」と、「上位○%」「下位○%」で位置を示します。高い・低いは良し悪しではありません。
- 「始まりと終わりの差」では、終盤に向けて感情が強まったか弱まったかも表示されます。
- 「最も大きな変化」では、それが冒頭付近・中盤・終盤のどこかを表示します。「該当箇所を本文で見る」で、その文へ移動できます。
- 比較できない場合は理由が表示されます。「分析方式の更新前の結果のため比較できません。再分析すると評価できます。」と出た場合は、「再分析する」で評価できるようになります。