皆様、はじめまして。株式会社ジールのIP Hubプロデューサー、HNはAZUKIと申します。主にSTORYAIを担当しています。AZUKIというHNは、北海道出身の私が、十勝で有名な小豆と自分の名前を掛け合わせてつけました。
これからの連載では、すでにSTORYAIをご利用いただいている方や、これから使ってみようかなと思っている方に向けて、ユーザーの皆さんへのインタビューを通して、STORYAIの魅力や気づきをお届けしていきたいと思います。
さて、今回はちょっと意外なところから始まったご縁のお話です。
■きっかけは一通のお問い合わせ
「解析が進みません」というメールが、ちかさんとの最初の接点でした。内容はとても丁寧で、詳しい経緯も書いてくださっていて、すぐに調査を開始。そのご連絡を差し上げた際に、「STORYAI、画期的で素敵です!応援しています」と、あたたかいメッセージまで添えてくださったんです。
本来はこちらに原因がある不具合だったのに、そんなふうに言っていただけて、恐縮しつつも本当に励まされました。
調査に少し時間がかかりそうだったので、進捗報告のついでに「もし何かご意見などあればぜひ教えてください」と、さりげなくインタビューのご相談も添えてみました。
■やり取りを経てインタビューへ
週明け、原因はAIのチューニング不足だとわかり、修正後にご報告したところ、
「期待以上に役立ちそうで、客観的なアドバイスが的確で大変感動しました!」
と、また嬉しいお返事をいただきました。 この言葉に背中を押されて、改めて「もしよろしければインタビューにご協力いただけませんか?」とお願いしたところ、快く引き受けてくださったのです。
■ちかさんのプロフィール
ちかさんは現在、芸術系の大学に通う学生さん。長編小説を半年に一度くらいのペースで執筆されています。
物語は事件解決をメインに展開しつつ、実は一番描きたいのは登場人物たちの人間関係だそうです。
■物語創作におけるフィードバックの大切さ
インタビューの中でちかさんは、こんなふうに話してくださいました。
ちかさん:物書きって、実はみんな、感想を求めているんですよ。でも、自分の作品を他の人に見せるのって、ちょっと勇気がいりますよね。批判や否定が怖いなって思うのは、多くの創作者に共通する感情だと思います。そんな中、AIによる客観的な分析が、新しい選択肢を広げてくれることもあるんです。
■感情グラフを超えたAI分析の驚き
ちかさんが最初にSTORYAIを使ったとき、まず気になっていたのは感情グラフでした。
AZUKI:STORYAIを初めて使ってみて、いかがでしたか?
ちかさん:最初は感情グラフがどんな感じかなと思ってたんですけど……それだけじゃなかったんですよね。
追加された自然言語の分析機能で、テーマとか人間関係まで深く理解されていて、本当に驚きました。
最初は正直、AIがどこまで作品を読み取れるのか半信半疑だったそう。でも、実際の分析結果を見て、印象がガラッと変わったといいます。
ちかさん:かなり細かいところまで理解しているなって感じました。もしかしたら人間より読解力あるかもしれないって(笑)。
■物語の本質に迫る分析
中でもちかさんが「すごい」と感じたのは、AIが物語の本質まで読み取っていたこと。
AZUKI:分析結果で特に印象に残った点はありますか?
ちかさん:ええ。事件解決がメインではあるんですけど、私が本当に書きたかったのは人間関係の部分だったんです。そこをちゃんと読み取って分析に反映してくれていて、びっくりしました。
AZUKI:ご自身が思い描いていた人間関係は、分析結果にも出ていましたか?
ちかさん:はい、かなり。即答しちゃうくらい、私の意図に沿った内容でした。
■類似度分析がもたらす新たな視点
STORYAIの機能の中でも、「DTWの類似度分析」は、ちかさんにとって新しい発見につながったそうです。
AZUKI:類似度分析の印象はいかがでしたか?
ちかさん:この分析を見て、自分でも気づいてなかった部分が浮かび上がってきたんですよね。たぶん、作品の違う一面を知るきっかけになったと思います。
作品同士を比較する中で、思いがけない共通点や違いが見えてきたとき、その視点をもとに構成や表現を見直してみたくなったそうです。
ちかさん:一度でもやってみると、思った以上に気づきがあるかもしれません。
■今後に期待すること
ちかさんとのやりとりの中では、AIツールに対する期待の声もありました。
AZUKI:今後、STORYAIにあったら嬉しいなと思う機能はありますか?
ちかさん:そうですね……たとえば、特定の年代や性別の読者がどんなふうに作品を受け取るか、っていう「読者層ごとの反応予測」とか。あと、設定に無理がないかチェックしてくれる機能があると助かります!
■まとめ:テクノロジーと創作がつながる場所へ
ちかさんとのインタビューを通して感じたのは、STORYAIのようなツールが、創作をより深く楽しむための「もうひとつの目」になれるということ。物語の構造や感情の流れだけでなく、作品の奥にある「本当に描きたかったこと」まで拾い上げてくれる存在として、AIが新しい信頼を得始めているように思います。創作者にとって、感想がもらえることって、実は何よりも嬉しいことですよね。STORYAIは、その願いにAIなりの方法で応えていけるツールでありたいと考えています。これからもテクノロジーと創作のあいだの距離を、少しずつ縮めていけるよう開発を続けていきます。
