お疲れ様です、IPKです。
今回も、10月01日に行われた8回目のアートディレクター養成講座のレビューを書いていきたいと思います。
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・アートディレクター養成講座 8回目 10月01日
講師:徳田 裕司さん
株式会社カナリア:アートディレクター
canaria | 株式会社カナリア (canaria-world.com)
手掛けた案件
いろはす:ブランディング
ILOHAS | Coca-Cola Japan Co.,Ltd.|works | canaria | 株式会社カナリア (canaria-world.com)
野沢温泉蒸留所:ブランディング
Nozawa Onsen Distillery | works | canaria | 株式会社カナリア (canaria-world.com)
講義の内容
01.アートディレクターとグラフィックデザイナーの違い
02.案件を通したアートディレクションの説明
03.クリエイティブを進めていく上で意識している事
04.クライアントとの付き合い方
今回の講師は株式会社電通、KnenssKramerを経て、「株式会社canaria」を設立し独立。代表作に「いろはす」「FLOWFUSHI」など手掛け数々のグラフィック作品で受賞経験のある方が今回の講師でした。
まずアートディレクターとグラフィックデザイナーの大きな違いについて、時折混同されることがありますが、アートディレクターは全体のクリエイティブを指揮する立場であり、グラフィックデザイナーはその表現の実務を担う役割です。このようにポジションとして大きな違いがあり、海外のデザイン業界でもその役割は明確に区別されていると語っていました。またアートディレクターになるためには、まず「デザインとは何か」「何を大切にしているのか」を問い直し、自分の段取りやフレームをしっかり確立することが前提です。その上で「自分の言葉」を持つことを重視されていました。
その意識は、案件を通じたアートディレクションの説明でも感じられ、細かいインサイトへの気づきや言語化力、課題設定から導き出されたコンセプトと最終アウトプットの必然性が見事に繋がっていました。すべての工程に細かい理由があり、それを的確に言葉で表現していました。前回の講師である木住野さんにも通じるところがありますが、デザイナーやアートディレクターには、表現力と同様に課題を発見する観察眼とそれを言語化して整理し、伝える力が求められていると感じました。
講義の最後に、徳田さんが最近の失敗談を包み隠さず語ってくださったことで受講者に安心感を与え、失敗への恐怖を軽減する良い機会になっていたと感じました。徳田さんも第一線で活躍される中でクライアントとのコミュニケーション不足から案件を突然失ったり、オリエンで質問が足りず、クライアントとの温度差が生じて話が進まなくなるなど、さまざまな失敗を今でも経験されているそうです。自分も今後デザイン案件で失敗することがあるかもしれませんが、そのたびにこの講義を思い出し、少し心を軽くしながら次の挑戦への糧にしたいと思います。
