アートディレクター養成講座 13回目 11月5日
講師
木村浩康氏
株式会社ライゾマティクス
Rhizomatiks
手掛けた案件
TokyoCreativeSalon2024
東京クリエイティブサロン|Tokyo Creative Salon 2024
Pufume25周年 Webディレクション
Perfume 25th & 20th Anniversary Live Performance “IMA IMA IMA”
講義の内容
- 手掛けてきた案件別のWebディレクション紹介
- データドリブンなデザインの特徴
- デザインの必然性を如何に作るか
今回の講師は、木村浩康氏です。木村氏は電鉄系のポータルサイトなどを請け負うプロダクションの会社からキャリアをスタートした後、2009年頃に「株式会社ライゾマティクス」に入社しました。現在はアートディレクター兼インターフェイスデザイナーとして活躍しており、「Perfume global site project」やメルセデス「Next stage with you」など様々なディレクションを手がけ、アートディレクターとして第一線で活躍されている方です。
講義の題材は「オンスクリーンのアートディレクション」でした。木村氏は、これまで手掛けてきたWebディレクションやグラフィックデザインを案件ごとに紹介し、ライゾマティクスの斬新なアイデアと最先端テクノロジーを活用したアウトプットを解説しました。 そのデザインは、まず見る者を世界観に引き込み、圧倒させるビジュアルを持ちながらプロセスの必然性がしっかりと考え抜かれていました。提案内容の言語化や視覚的な華やかさは、クリエイターであれば誰もが心躍る感覚を味わえたのではないかと思います。また、木村氏が私の母校である東京造形大学プロダクト専攻の出身であることに親近感を覚えると同時に、その経歴を経て現在はWebデザイナーとして第一線で新しい表現を追求し続けている姿に感銘を受けました。
ライゾマティクスが手掛ける案件で最も印象的だったのは、クライアントの業界や固定観念に縛られることなく、新しいコンセプトやビジュアルを通じてアウトプットを再定義し続けている姿勢です。その結果、常に斬新な切り口と革新的なビジュアルで答えを導き出しており、その挑戦的な姿勢こそがデザイナーとしての理想であり、私も見習いたいと感じました。
また、木村氏が案件について語る姿からは、クリエイティブを「楽しみながら模索する」という姿勢が伝わり、やらされているような消極的な動機ではなく、遊び心を持って取り組むことで、自然とより良いアウトプットが生まれることを実感しました。「デザインとは最も能動的な行為である」という言葉の通り、主体的に動くことでこそ、本質的な問題解決につながると改めて感じています。この意識を大切にし、今後のデザイン業務に活かしていきたいと思います。
