クリエイティブディレクション講座 1回目 11月21日
「課題解決から、可能性創造へ」
はじめまして。Endu.と申します。
私は今まではゲーム系のUI・アバター・広告、IR系のWebデザイン・ディレクションをやっておりました。硬めから柔らかめなデザインを経験しており、ご縁あってSTORYAIの運営に携わらせて頂いております。
サービスのクリエイティブを強化するために、11月からクリエイティブディレクション講座を受講しております。学生時代に広告・クリエイティブの月刊誌ブレーンを読み漁った身としてはうれしい限り…。講座での学びをこちらでレポートしていきますので、ご期待ください!
▼講師紹介
佐藤 夏生 氏
株式会社EVERY DAY IS THE DAY代表
クリエイティブディレクター
EVERY DAY IS THE DAY 東京都港区のデザインコンサルティングファーム
https://www.everydayistheday.jp/
博報堂出身で広告・商品開発を多く対応されています。
作品例
- 渋谷区のクリエイティブディレクターを務める
- 和歌山アドベンチャーワールド リブランディング
- Zoff “Eye Performance”コンセプトショップ
- 虎屋の羊羹の商品開発
▼アジェンダ
- クリエイティブディレクションの進化
- 事例で学ぶクリエイティブディレクション
- 未来を創るクリエイティブディレクション
1.クリエイティブディレクションの進化
かつては広告の範囲内だったクリエイティブディレクションの役割は、現在では総合プロデューサーのような立場に進化しており、価値を伝えるだけでなく、新しい社会との関係性を創造することが求められる時代です。
佐藤氏は「クリエイティブディレクションには体重を載せろ」と強調。具体的には、「100年残る店を作りたい」や「流行を生み出したい」といった軸をしっかりと持つことが重要だと語りました。
確かに領域が広がっているクリエイティブディレクターは生半可な気持ちでは務まりません。
2. 事例で学ぶクリエイティブディレクション
佐藤氏が手掛けたプロジェクトや印象に残る事例から、クリエイティブディレクションの考え方が語られました。
▽iPhoneとAirPodsの衝撃
2008年にホームボタンがある初代iPhoneに触れ、「戻る」という新しい操作概念に衝撃を受けた佐藤氏。AirPodsの斬新な白のデザインが商品自体をメディアに変えた例や、スターバックスのカップがファッションアイテム化した現象も取り上げられ、「商品が社会とどのように関係性を築くか」に焦点を当てることの重要性を説きました。
▽プリングルスの成功戦略
食品関係でも事例を一つ。日本企業がポテトチップスを追及するとジャガイモなどの原材料の質を追求していく一方、プリングルスはくずイモを再利用して成形することで携帯性や輸送コストを大幅に改善。この例は、「本質は一つではない」ということを体現しており、多様化する価値観への対応が求められる現代における成功の鍵を示していました。
3.未来を創るクリエイティブディレクション
佐藤氏は、クリエイティブディレクターの仕事を「社会との新しい関係性を見つける専門家」と位置づけています。たとえば、熊本県のキャラクターくまモンを著作権フリーにした戦略は、社会に広く愛されるキャラクターを生み出すうえで必要な要素であったと示しました。また、サステナビリティの例としてパタゴニアの商品情報にリサイクル率を明示した取り組みも紹介されました。
また、企業側も経営者は数字を管理するのではなく、産業の未来を考える。どうやって他社とつながるか。このようにして共生していくことが「未来を作ることが企業価値そのものになる」ことを強調しました。
所感
講義を聞いていて思ったのは、クリエイティブディレクターが社会との新しい関係性を見つけていくには徹底的に考え抜くことが必要。なかなか難しいですが、日頃から社会やその業界の現状やどう未来が変化していくかの考察するためにも、日頃から生活者としての感覚を大事にしたいと思います。例えば「このセルフレジのタッチパネルわかりづらい…」など生活者としての気持ちを解消するためにクリエイティブを活用していきたいと思います。
