お疲れ様です、IPKです。
今回も、10月08日に行われた9回目のアートディレクター養成講座のレビューを書いていきたいと思います。
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・アートディレクター養成講座 9回目 10月08日
講師:川腰 和徳さん
株式会社電通
手掛けた案件
Ahamo:立ち上げ・ブランディング
笑顔で、元気で、カラフルで。 NTTドコモ「ahamo はじまるよ」篇 | ブレーンデジタル版 (sendenkaigi.com)
湖池屋:リブランディング
ポテトチップスの湖池屋、ヒット商品連発の秘訣とは? 佐藤章社長が明かす、ブランディングの極意|Real Sound|リアルサウンド ブック
講義の内容
01.案件を通したアートディレクションの説明
02.クリエイティブ(仕事)を進めていく上で意識している事
03.講義(一流を目指すならやるべき事)
・脳を鍛える
・賞に応募する事
今回の講師は、株式会社電通で18年間アートディレクターとして活躍されている川腰和徳さんです。彼は「Ahamo」の立ち上げからブランディング、「湖池屋」のリブランディングなどを手掛け、多くのグラフィック作品で受賞歴があります。
川腰さんは、アートディレクションを通して「話題になること」「人を動かすこと」「商品が売れること」など、数字に表れる成果を重視していました。また、広告は単におしゃれでかっこいいだけではなく、時には面白さやあえて少しダサい表現も取り入れ、クライアントの魅力や個性を表現することが重要だと考えています。求められたものにしっかり応えることこそが本質だと語っていました。
また一流のアートディレクターになるためには、脳を鍛えることが重要だと語っています。彼は「アイデアは知識量に比例する」という考えのもと、広告を見るたびに「何が面白いか」「どの部分が響くのか」などを分解し、良い広告を何度も分析していたそうです。これは、アスリートのように常にインプットとアウトプットを繰り返し、量をこなすことが大切だという考えに基づいています。そうしないと経験を積んだ後でも、小手先の技術や過去に使った表現に頼るようになり、創造力が衰えてしまうと警鐘を鳴らしていました。そのような常に思考と表現のアップデートを怠らない姿勢が第一線でアートディレクターとして活躍し続けられる理由だと感じました。
そして、これまでの講義を通じて、講師の業界やポジションによって違った傾向が見えてきました。組織に属している人と独立している人では、似たような案件や経験を持っていても、表現方法やクライアントとの関係に焦点を当てるポイント、注意する点、そして使う言葉に違いがあることに気づきました。特に独立している講師は、「クライアントだけでなく、その上司や経営陣までを説得し、全体をコントロールするプロセス」を重視して案件を進める傾向が強いです。一方で、組織に属しているアートディレクターは、「案件の進行やプロセス、最終的なアウトプットまでの葛藤」を中心に語る傾向があるのではないかなと思いました。こうした視点の違いが講義に反映され、それぞれの個性が伝わってくる点が非常に興味深いと感じました。
